鶴岡工業高校が、本田技研工業株式会社「SmaChari」のモニター提供により生徒の探究活動での連携を開始しました

株式会社スクーミー(本社:山梨県甲府市、代表取締役:塩島諒輔)は、メンターとして関わった山形県立鶴岡工業高等学校のアントレプレナーシップ教育において、生徒のビジネスアイデアが本田技研工業株式会社(以下、Honda)との連携実現につながったことをお知らせします。

目次

背景

鶴岡工業高等学校では、地域課題の解決と新たな価値創造を目指すアントレプレナーシップ教育を推進しており、当社が開発するIoTプログラミング教材を活用した探究学習を進めてまいりました。

昨年開催された「やまがたイノベーションプログラム2024」(主催:山形県,山形大学,山形放送、後援:山形県教育委員会、特別協賛:山形銀行)において、同校から出場した「HIKARUYOUJIチーム」(生徒3名)が「鶴岡登校革命!! ~電動アシスト自転車の活用~」という、既存の自転車に後付け可能な電動アシスト装置のアイデアで優秀賞を受賞しました。

連携実現の経緯

この度、当社が高校の科目「情報」の教材制作の一環としてHondaが開発する後付け電動アシストサービス「SmaChari(スマチャリ)」の取材を行った際、鶴岡工業高等学校の生徒達の取り組みを「やまがたイノベーションプラグラム」へメンターとして参加していた当社の高坂幹男からHondaにお伝えしたところ、Hondaは高校生が地域課題解決のために自社の製品コンセプトに近いアイデアを考案したことに関心を示され、この取り組みを支援するため、教育目的と通学での活用を条件に「SmaChari」搭載自転車をモニターの形で貸し出し提供されることとなりました。

当社の取り組み

当社は、データサイエンス、IoTプログラミング教育教材の開発・提供を通じて、全国の学校における探究学習やアントレプレナーシップ教育を支援しています。また、高校の科目「情報Ⅱ」向けの教材として「月刊みんなのダイブ」を制作しており、企業の最先端技術や社会課題解決の取り組みを生徒たちに届ける活動を行っています。

▼月刊みんなのダイブ自転車のこぎやすさを測りに行こう号
https://fox.schoomy.com/magazines/dive/detail/10

今回の事例は、生徒が机上の学習に留まらず、実際に企業や社会と関わりながら自らのアイデアを検証し、社会実装に向けて考える貴重な機会となりました。生徒たちは、考案したアイデアに近い最先端技術に触れる機会を得ることで、製品の技術的特長や市場性を深く学び、今後のビジネスプランのブラッシュアップに活かしていく予定です。

SmaChari(スマチャリ)について

SmaChariは、スマートフォンアプリと自転車に取り付ける電動アシストユニットで構成され、さまざまなタイプの自転車を電動アシスト化・コネクテッド化できるサービスです。Hondaの新事業創出プログラム「IGNITION」から生まれ、自転車で通学する高校生の体力的負担や交通事故への不安など、学生の通学にまつわる課題を解決することを目指して開発されました。

SmaChari詳細情報
https://www.honda.co.jp/SmaChari/

今後の展望

当社は今後も、教育現場と企業・社会をつなぐ役割を担い、生徒の主体性と創造性を育むアントレプレナーシップ教育の支援を推進してまいります。


取材に関するお問い合わせ

  • 取材可能日時:2025年12月19日(金)15:30〜16:30
  • 場所:山形県立鶴岡工業高等学校

本件に関するお問い合わせ
株式会社スクーミー
担当:高坂・日下
Email: mikio.kousaka@schoomy.com


※詳細は添付のプレスリリース(PDF)をご参照ください。

https://schoomy.com/wp-content/uploads/2025/12/pressreleasesmachari.pdf

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